2010年11月30日火曜日

IS01のroot奪取とGalaxy Tabのad-hoc接続有効化

本日TLに情報が流れてきてビックリ!
IS01のrootが最新版で簡単に奪取出来るようになったのである。

さっそく、MobileHackerzさんの所からrootedアプリをダウンロードし、分かりやすく記載された手順の通りに行ったところ無事にroot権限を奪取することが出来た。

昨日の日記でうまくいかないと書いていたが、実はあの後wifiの電源をOFF→ONにしたところ、ad-hoc接続がうまくいっていたので、そのままSC-01Cを接続してみた。

画像の通り、普通に接続できてしまった。
snap20101130_201440

IS01をバッテリー動作させてテストしてみたところ、1時間で電池残量が100%→80%となった。
10%刻みなのでいまいち便りにならないが、この数字を信頼するならばそこそこネットをやっていて4~5時間は電池が持つのではないかと思われる。

IS01をルータとして使ってau回線での運用も悪くないなと思った。
速度も以下の通りけっこう快適である。
snap20101130_201802

さて、ここからが本題

SC-01Cのad-hocを有効にする手順である。

前回の続きになるのでroot奪取必須である。
ファイルの差し替えを行う。
差し替えるファイルは「/system/bin/wpa_supplicant」である。
まず該当ファイルをxdaの該当スレからダウンロードしてくる。
zipを解凍すると「wpa_supplicant」というファイルがある。
これをSC-01BのSDカードに転送してから差し替える。
手順は以下の通り

コマンドプロンプトを立ち上げる。
以下全てコマンドプロンプトでの作業である。

・ファイルをSDカードに転送
> adb push wpa_supplicant /sdcard/file

・adb shell接続
>abd shell

・rootになる
$su

・オリジナルファイルのバックアップ
# busybox cp /system/bin/wpa_supplicant /sdcard/org/wpa_supplicant

・/system を読み書きできるように再マウント
# busybox mount -o remount,rw /system

・ファイル差し替え
# busybox cp /sdcard/file/wpa_supplicant /system/bin/wpa_supplicant

・/system をリードオンリーで再マウント
# busybox mount -o remount,ro /system

・abd shell終了
# exit
$ exit

以上で差し替え作業は終了である。
wifiがONの状態だったらwifiをOFFにしてもう一度ONにすると、(adhoc)というAPが見えるようになっているはずである。
下の画像の一番上のAPが「aurouter1009(adhoc)」というのがIS01である。
snap20101130_201440

なお、IS01のwifiルータ化にはXperia(1.6)での動作実績があるらしい「Barnacle Wifi Tether」を使用してみた。
残念ながら暗号化はWEPまでの対応だった。
WAPが使用できるソフトを探しているので、知っていたら教えていただけると幸いである。

2010年11月29日月曜日

さっそくGalaxy Tab(SC-01C)のrootを取ってみた覚え書き

以下root取得とその後の作業の備忘録である。

root化はマーケットから「z4root」というソフトをインストールして「Permanent Root」をクリックするだけ。
勝手に再起動して、その時点でroot取れていた。
恐ろしい簡単さである。
その後マーケットから「Titanium Backup」をインストール。
起動すると「busybox最新の入れろ」と言われるのでインストール。
一通りバックアップ取得してから、不要と思われる標準アプリを削除した。
標準キーボード(日本語不可)とかいろいろ削除削除!

■abd接続の為のドライバ&ソフトウェアインストール
とりあえずPCと接続してファイル転送等を行えるようにする。
以下をインストール
JRE
Android SDK
Samsung Kies
Android SDKは解凍して出来た「android-sdk-windows」を適当な場所に保存して、そこにPATHを通しておいた。
Samsung KiesはWin7 x64環境でエラーが出たが、とりあえずドライバ入れたかっただけなのでスルー
3つともインストールが完了したら初めてGalaxy Tabを付属USBケーブルで接続する。

ちなみにこのケーブルDOCOMOショップで1365円らしいので予備を買っておこうと考えている。
ebayより今のところ安いし…
閑話休題

接続後ドライバの認識が終わるまでしばし待つ。
コマンドプロンプトを起動し「adb shell」と入れるとGalaxy Tabにターミナル接続する。
ここでrootが取れているので「su」コマンドを実行すると、Galaxy Tab側で「root権限あげても良い?」と聴いてくるので「ずっと良いよ!」と答えてあげると、以後無条件でrootになれる。

■fontの入れ替え
・adb shell接続
> abd shell

・rootになる
$ su

・fontを置くディレクトリ作成してadb shellを一端抜ける。ついでにファイル転送用のディレクトリとオリジナルファイルバックアップ先も作っておく
# mkdir /sdcard/fonts
# mkdir /sdcard/files
# mkdir /sdcard/org
# exit
$ exit

・fontファイルを転送する
> abd push [転送したいttfのパス] /sdcard/fonts

・adb shell接続
> abd shell

・rootになる
$ su

・読み書き可能状態でsystemを再マウントする
# busybox mount -o remount,rw /system

・標準fontを上書き
# busybox cp /sdcard/fonts/[転送したttf] /system/fonts/DroidSans.ttf
# busybox cp /sdcard/fonts/[転送したttf] /system/fonts/DroidSans-Bold.ttf
# busybox cp /sdcard/fonts/[転送したttf] /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf

・再起動
# reboot

再起動後にDOCOMOロゴで固まって「壊したか!?」と焦ったが電源長押しで電源OFFにしてから、再度電源投入したところ普通に起動し無事にフォントが入れ替わっていた。
標準のフォント指定機能ではうまく入れ替わらない欧文フォントの部分も入れ替わっていた。

■カメラ無音化
・該当ファイル取得
> adb pull /system/build.prop

・ファイル書き換え
「build.prop」ファイルをテキストエディタ(改行コードLFなのでそれが扱えるもの)で開き37行目の
「ro.camera.sound.forced=1」

「ro.camera.sound.forced=0」
に書き換えて上書き保存。

・「build.prop」ファイルを転送
> adb push build.prop /sdcard/files

・adb shell接続
> abd shell

・rootになる
$ su

・読み書き可能状態でsystemを再マウントする
# busybox mount -o remount,rw /system

・オリジナルファイルバックアップ
# busybox cp /system/build.prop /sdcard/org/build.prop

・修正ファイル上書きコピー
# busybox cp /sdcard/files/build.prop /system/build.prop

・再起動
# reboot

再起動後にカメラを起動して撮影してみて音が消えていれば成功。

ad-hoc有効化も試したが今のところうまく行かなかったので、再度試してみようと考えている。

その他rootが必要なアプリとして「setCPU」「Wireless Tether」の導入等を行った。
「Wireless Tether」については月末だけでフルになるのは嫌なのでまだ3Gで使用していない。
12月になったら試してみようと考えている。

2010年11月28日日曜日

Galaxy Tab(SC-01C)購入

発売日の夜に購入。
そのまま購入した方々と飲み会へ。
198729233
中々見られない光景である。
飲み会はスマホについて語り合いつつ、それぞれのGalaxy Tabを俺色に染める作業を行うというすてきな飲み会だった。
AndroidはIS01くらいしか使ったことが無かったので、いろいろとアプリを教えていただいたりした。
大変ありがたい飲み会であった。

21時くらいに電源を入れ、その時点で約60%程度(微妙に記憶があやふや)
その後飲み会の間も帰りの電車の中もず~っといじり倒して、最寄り駅に着いた時点で25:30くらい。
その時点でも15%くらいは電池があった。

その後自転車で帰宅したのだが、スマホ用のマウンタにぎりぎり収まったのが以下の写真である。
198839691198840105
画面が大きくて大変使いやすい!


今日は出かける間中使っていた。
電池が切れる心配をほとんどしなくて良いのが心強い。
電池が交換できないのが難だが、外部電源での充電でなんとかなりそうである。
問題はUSBケーブルが専用過ぎて入手性が低いことである。

カスタマイズはおいおいやっていく予定であるが、既にroot化とfontの変更は行ってしまった。
詳細については後日備忘録として書きたいと思う。

2010年11月26日金曜日

T-01AでAndroidを動かしてみた

久しぶりにxdaに行ったらなんかTG01でAndroid動いてるじゃないですか!
ということで該当スレへ。
既に結構スレが進んでいたけど、最初のものからファイルダウンロードしてきて、解凍。


AndroidフォルダをそのままmicroSDに入れて、HaRET.exeを実行してみた。
手順としてはS21HTでAndroidを動作させるのとそう変わらない。
初回起動時はかなりの時間がかかるのでACにつなげて動作させた方が良い。
SDにfsckかかるので、出来ればまっさらのFAT32のSDにAndroidフォルダのみの状態で動かすこと。
下手にデータが入っているといつまでたっても起動しない。

そして…
198252393
Android起動した~!
でも、wifi動かなかったり、スタンバイからの復帰に失敗したりといろいろ微妙。
S21HTの時も最初は微妙だったけど、どんどん使いやすくなったので今後に期待!
今月はSIM無し運用だけど、来月になったらデータ定額SIM挿してみる予定である。

2010年11月15日月曜日

docomo 2010 Winter Collection Preview Event -新商品内覧会-に行ってみた

AMNさん経由で応募していた「docomo 2010 Winter Collection Preview Event -新商品内覧会-」に当選したので行ってきた。

主に見てきたものはSC-01C,T-01C,L-03Cの3機種。
並べたのは気に入った順である。

以下撮ってきた写真を交えて感想を書く。

■SC-01C
CIMG3050
Bluetoothキーボードとマウスが普通に接続出来た!
マウスカーソルも出てきて、プチパソコンといった感じで使用できたのである。
以前の内覧会の際は「HID非対応」と言っていたのに、対応してるじゃないですか!SAMSUNGさん!
重さも片手で持って疲れない重さであり、解像度も中々高く、この状態ならRDP接続でWindowsを使用するにも問題なさそうである。
というわけで、本日DOCOMOショップで予約してきてしまったのであった。

T-01C
東芝(富士通と統合されちゃったけど)のTGシリーズの3機種目
TG01(T-01A),TG02(IS02)と持っているので、結構欲しいな~と思っている。
多分2.2にアップデートされた頃に余裕があったら買うんじゃなかろうか?

CIMG3054CIMG3055
特徴的なデザインのカメラ部分(au版は前方後円墳とか古墳とか呼ばれている)をあまり写真に撮られていないっぽい方向から。
普通に撮った写真はITメディアとか見た方が早いからね。

CIMG3056
アンテナを引っ張り出してみた。
このアンテナは引っ張り出すと防水じゃなくなっちゃうそうだ。残念。
ワンセグは結構綺麗だった。
ATOKも載っているし、ガラケロイドの中では一番安定なんじゃないだろうか?
事実午後から再入場した際は、自分たちみたいなbloggerではなく、フツーの方に大人気だったし。
Androidが最新なら良いってもんじゃないのよ。やっぱり。
俺は最新の方が良いけどw

L-03C
実は一番実機を見てみたかった機体。
どう考えても変態(ホメ言葉)機種である。
CIMG3030CIMG3032CIMG3033CIMG3034CIMG3035CIMG3036
どっからどう見てもデジカメにしか見えない。
ケータイ付きデジカメ。
沈胴式レンズにキセノンフラッシュまで付けられたら、ホントに脱帽するしかあるまい。

以下、数年前に買った自分のデジカメとの比較画像。
IMG_0011CIMG3065
左がL-03Cで右がEX-Z1050。
カラーバランスが大分違うが、それ以上になんか画質が…。

IMG_0004CIMG3046
フラッシュの性能差もでかい気がする…
どちらもオートホワイトバランスなので、色味の違いも手軽に使える性能差として良いかもしれない。

LGの中の人の話だと、中のパーツはほとんど日本製で、それにLGが通信機能を実装した形らしい。
通常の端末なのだが、OSも使いやすそうだった。
結構素直に動くなという印象を受けた。
また、picasaへのアップロードに対応しているそうである。
CIMG3041
これがGoogleのライセンス承認画面。
これ以上は流石に試していない。

中々良い感じだなとは思ったが、お値段5万円程度らしい。
それなら3~4万のデジカメとeye-fi買うよな~というのが正直な感想である。
それなりの機能のコンデジとケータイを一緒にして荷物を減らしたい方には良いかも?

■その他
L-04Cも中々の出来と感じた。
CPUは弱めだが、画面もHVGAなので動作は軽快。
QWERTYキーボードもついているし、数字キーが独立である。
親指打ちなら結構普通に使えたので、メール&Twitter端末としては優秀なのではないだろうか?
ただ、Androidではキーボード付き端末でWindowsMobileのAzureaより使いやすいクライアントが無いのが残念なところである。

当初はauのIS03を買うつもりだったのだが、月々割もとい毎月割の条件が微妙であり、wifiルータを使って接続しようと考えていた自分には合わないので購入を見送る事とした。
wifiルータは数日間光ポータブルを使ってみて、その電池の持ちの良さに惚れたので、BF-01B(白ロム)を購入した。
そのため回線はDOCOMO回線を使うつもりである。
spモードメールがwifi対応になるらしいので、T-01Aの音声契約を流用できる端末としてSC-01Cを購入しようと考えている。
本日DOCOMOショップで予約したのだが、データ定額で割り引き付きで購入出来るかは微妙な様子であった。
その顛末は後日書きたいと考えている。